FROMMALAYSIA
A.Y.
国際営業部 オペレーション第二
2015年入社 / 法学部 卒
大学を休学してインドの海外インターンシップに参加。コンサルティングファームの業務に半年間携わっていましたが、現地での生活は楽しく、また海外で働きたいなという気持ちがとても強くなりました。帰国してから就職活動をはじめたので少し出遅れてしまいましたが、海外勤務ができる企業を軸に探していたところ出会ったのがNX商事です。アジアを中心に複数の海外拠点を持っていることや、物流関係の仕事で部署も多岐にわたっていることから幅広い分野の仕事を経験できると思い、入社を決めました。
所属する国際営業部は、お客さまである民間企業の海外ビジネスをサポートしています。入社後は既存顧客の営業担当として日本から海外にモノを輸出する際の輸入代行や輸送手配といった貿易実務をメインに行い、国内の仕入れ先や海外の販売先、輸送業者と輸出の調整をしたり、社内オペレーションに関する業務改善に取り組んでいました。海外研修員制度の存在を知ったのは入社してからです。国内で実務経験を3年積むと研修員として海外で1年間勤務できることを知り、迷わず希望を出しました。そして2018年からマレーシアの現地法人に赴任。ジョホールバルで1年間勤務しました。
マレーシアではもともと所属した部門と同様、最初の半年間は貿易実務のオペレーション業務を行い、残りの半年は倉庫などで使用する物流設備や梱包資材の営業販売を担当しました。もちろん物流設備・資材の営業はまったくの未経験。仕入れ先が現地企業のため英語でのコミュニケーションがメインとなり、一から勉強しなければならないことも多くて大変でしたが、現地スタッフや日本側のサポートのおかげで成約を達成することができました。現地では日系メーカーのお客さまが多く、現地で工場や倉庫の立ち上げなどを行っている企業もたくさんあります。お互いに協力関係を築くことで日本企業の海外ビジネスの発展に貢献できたと感じています。
帰任後はふたたび国際営業部に戻り、今度は新規営業を担当することになりました。当社にお問い合わせいただいた企業に対して具体的な要件などのヒアリングから始め、スキームの構築からトラブルを回避するためのルールブックの作成など、ビジネスを開始するまでに半年かかることもあります。業務の中では海外のお客さまとやりとりすることも多く、マレーシア勤務で培った異文化調整力が役に立っていると感じています。また、海外では他部門の製品営業も経験していたので、国際営業部のサービスのみではなくNX商事として幅広い営業ができるようになりました。
駐在員になると現地で何年勤務するかわからず、なかなか踏み出せないという人も多いかと思います。ところが海外研修員制度は1年間という縛りがあるからこそ、海外勤務が自分に合っているかどうか試すことができます。私自身、現在は育児をしながら働いていますが、チャンスがあればまた海外で働きたいと考えています。駐在員として赴任するとなると経営や管理的な役割が求められます。それまでに日本でさらに経験を積んでリーダーとしてのマネジメント能力を磨いていきたいです。