方針変化への対応
近年発生した多くの災害を経験したことで、クライアントのBCP対策ポリシーも「物流業務を止めない」から、「物流は止めない。従業員も守る」へと変化。NX商事もこの思いに共感し、新しい方針に適した設計プランを再構築することにしました。
工事事例 ▶ TSネットワーク株式会社様
BCP(事業継続)対策を講じるにあたっては、限られた電力の配分比率を予め計画し、それに見合った設備を整えることが重要です。
NX商事では有事の際に最大の効果を発揮する設備環境を提案・実現しています。
※防災用(スプリンクラー、感知器等への給電用途)発電設備には該当しません。
近年発生した多くの災害を経験したことで、クライアントのBCP対策ポリシーも「物流業務を止めない」から、「物流は止めない。従業員も守る」へと変化。NX商事もこの思いに共感し、新しい方針に適した設計プランを再構築することにしました。
物流倉庫稼働用の電源供給に加え、社員の安全確保のためオフィスエリアへも電源が供給される設計へとシフトさせました。ニーズの一歩先を行く配慮と提案で、他拠点を含む社員同士の連絡・連携が可能となり、より強固なBCP対策を実現させました。
土木・電気・LPガス取扱いなど、専門的な工事種目が多岐にわたる現場では予期しない事態が発生することがあります。盛岡流通センターでの掘削工事中には、想定外だった排水桝の存在が判明し、NX商事の即応力とこれを適正化させるための手腕が求められました。
発電機設置位置の変更が余儀なくされた中、迅速な再プランと行動力で予定工期内に納めることができました。施工チームへの的確な指示とリードによって想定外のトラブルも想定内に収める総合力が強みです。
全国の事業所9拠点への非常電源設備の設置は完了していますが、有事の際に正しく稼働させるためのアフターフォローは欠かせません。いざと言う時に最大の効果を発揮する設備環境の構築こそがNX商事の最大の役割であり、BCP対策の重要なポイントと言えます。
NX商事主導による定期点検を全拠点で年に1度実施しており、必要に応じた部品交換やメンテナンスを行っています。また、週に一度の発電機の自動運転と、当社グループ会社による月に一度の燃料検針をルール化し、有事の際に確実に機能する状態を保っています。
受付時間:月~金 9:00~17:30(土日祝祭日を除く)