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S.A.
ロジスティクス・サポート事業部
深川LSセンター 営業課
2019年入社 / 農学部 卒
大学の研究室にNX商事から研究依頼があったのがきっかけ。生活に欠かせない物流の仕事に興味を持ったことや、福利厚生の良さ、部門が多く将来どんな仕事をするかワクワクしたことも入社の決め手となる。
「国内から海外に向けて、傷一つ付けず安全に送り届ける」ために必要となるのが梱包です。深川LSセンターには、海外に輸出するための製品が毎日入荷されます。製品といってもその種類は様々。半導体製造装置などの精密機械から、一点物の等身大のフィギュア、自動車やバイク、モックアップ、酒類などあらゆるジャンルの製品を梱包しています。営業である私の業務は、当社工場に製品が入荷する前に、製品情報や輸出までのスケジュールなどをフォワーダーやお客さまと情報交換することから始まります。そして工場に入荷した製品の寸法を測り、輸出用木箱の設計を行います。また、輸送方法や事前に頂いた製品情報をもとに最適な包装資材を選定します。現場では設計図をもとに木箱を作製し、製品の梱包を進めていきます。
業務の基本的な流れは同じですが、日々扱う製品が異なるため新鮮味があり、様々な業界に触れることができるのが仕事の面白さです。以前、研究用の鉱石を輸出したことがありましたが、3トンもの重さのある鉱石をどのように梱包するか、総動員で知恵を巡らせたこともありました。さまざまな特徴を持った製品を取り扱いますので、お客さまから頂いた情報をふまえて輸送リスクを丁寧に説明し、最適な梱包を提案できるように心掛けています。また、営業担当としてお客さまと現場から信頼を得ることも重要です。特に繁忙期になると次々と入荷される製品に対して梱包作業が追いつかないこともあります。現場をスムーズに稼働させるために、お客さまや現場とコミュニケーションを密に取りながらスケジュール管理や作業方法を工夫するのも営業の大事な役目です。
海外で開催される工業製品の展示会に出展するために精密機械を梱包したところ、お客さまから「無事、展示会に出展できました」と写真を添えて感謝のメールを頂きました。輸出梱包の仕事は「何事もなく輸送できて当たり前」で、お客さまから感謝されることはほとんどありませんが、私たちは、製品を必要としている場所に、安全にお届けすることで間接的に世界経済の発展を支えています。
今後は私が経験してきたことを後輩たちに伝えていくとともに、自身ではフォワーディング業務など輸出全体についての知識を深め、多くのお客さまと関われるように研鑽を積んでいきたいです。
8:30
体操して朝礼。
9:00
製品を採寸し木箱設計。
現場での梱包作業立ち会い。
12:00
休憩。
12:40
見積り作成やお客さまとの電話打ち合わせ。
14:00
お客さま工場での製品確認&打ち合わせ。
15:00
現場の作業進捗を確認。
16:00
翌日の段取り確認。
17:30
退勤。