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大海原を航海する船に
燃料油を安定供給し、
世界の貿易を支える。

04

O.Y.

東京支店 石油部 営業第二課

2021年入社 / 政治経済学部 卒

物流という生活に必要不可欠なインフラを支えられることや、高機能複合商社として多様な部門を持つことで様々な側面から社会に貢献できると考え、入社を志望する。

船を通じて世界とつながる
スケールの大きな仕事。

日本は海で世界とつながっており、今この瞬間もコンテナ船、タンカー、貨物船といった様々なものを運ぶ船が外国から日本に寄港しています。私の仕事はこれらの船に対して燃料油を販売すること。具体的には船を保有する海運会社のお客さまに対して寄港する船ごとに燃料油の販売交渉を行い、契約が締結するとバージ船と呼ばれる燃料を供給する船の手配など、燃料油を無事に供給するまでのすべてを担っています。長距離を移動する船は一度の航海に何千トンもの燃料を必要とし、時には一度の取引で数億円の費用が発生することも。入社当初はこのスケール感に圧倒されましたが、今ではこの仕事の醍醐味です。ただ、それと同時に多くの責任も伴います。燃料供給できなければ当然、船は次の目的地へ移動できません。また、天気が悪く風が強い日などは高波で燃料供給が不可能な場合もあります。毎日のように天候の動向を見定めながら常に最悪なシチュエーションを想定し、先手先手で自ら働きかけていくのが重要です。

付加価値を提供し、
信頼関係を強固にする。

燃料油は世界情勢によって価格が変動することから日々情報収集するのも仕事の一つです。特に産油国である中東諸国の動向は燃料油の価格に大きく影響するため、海外のニュースは必ずチェックしています。といっても、最終的に精製された石油製品は他社との商品差別化は難しく、価格競争が生じやすい商材。だからこそ必要となってくるのが付加価値をどれだけお客さまに提供できるか。確実で安心できる商品の納入、お客さまのニーズに合った日々の情報提供など、そのような積み重ねによって信頼関係が強固になってくるのだと考えています。以前、お客さまから「他社と価格が同じだったので、安心できるO.Y.さんから買うことにしました」と言っていただきました。とてもうれしく、営業冥利に尽きる一言です。同時に日々の信頼関係の積み重ねがいかに重要なのか再認識させられる出来事でした。

陸上・航空輸送とともに
日本の物流を支える海運業。

島国である日本において海上貨物の貿易に占める割合は非常に高く、私たちの身の回りにある多くのものが海上輸送で運ばれています。そんな業界に携われていると考えると大きなやりがいを感じます。そして、日本の物流を途絶えさせてはいけないという使命感を持ちながら、日々、燃料油の安定供給に努めています。今後は、様々な提案ができる引き出しの多いビジネスパーソンになりたいです。取り扱う商材が他社と同じ場合、お客さまにとっては誰と取引するかが重要です。航路ごとの燃料価格を安く抑えるための的確なアドバイスや情報のご提供、悪天候で京浜港での燃料供給が難しかった場合、次の寄港地で供給できる体制を組み立てるなど柔軟な対応を積み重ねることで、「この人に任せたい」と思っていただける人物になるのを目標にしています。

ONE DAY

  • 8:45

    出勤、メールチェック。原油価格動向・天気の確認。

  • 9:00

    成約可否の確認。

  • 9:30

    納入手配・準備。

  • 10:00

    成約船の動静確認。

  • 11:00

    燃料油の発注。

  • 12:00

    休憩。

  • 13:00

    お客さまに訪問し打ち合わせ。

  • 15:00

    帰社後、新規案件の見積り作成など。

  • 17:00

    電話等での価格交渉。

  • 17:45

    退勤。

MESSAGE

事業内容、企業規模、福利厚生、年収など見るべきポイントは多数あるかと思いますが、私が一番重要だと考えるポイントは「人」です。どのような人が働いているのか、その企業風土が自分に合っているのか、そこさえ見極めておけば入社後のミスマッチは起こりにくいはずです。積極的にインターンシップなどのイベントに参加してみたり、OB・OG訪問で先輩方と話してみたりして、自分自身と志望する企業があっているか判断してみてください。