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MISSION01社会課題への挑戦

数万トンにおよぶ
バイオマス燃料
東南アジアから国内の
発電所に輸送せよ。

カーボンニュートラルに
貢献する
燃料の
輸入販売ビジネス。

バイオマス燃料とは、木くずなどからつくられる生物資源を原料とする再生可能エネルギーだ。
大気中のCO2の増減に影響を与えないことから地球温暖化に影響を与える
石炭・火力の代替燃料として世界から注目されている。
このバイオマス燃料の事業を成長・拡大させることで新たな事業創出と地球環境に貢献する。
それが、当社の「木質燃料輸入販売ビジネス」だ。
現地での燃料調達から国内発電所への納入までここでは事業における一連のフローを紹介しよう。

調達から納入までの流れ

  • 調達

    安定的な供給体制を
    構築するため
    東南アジア諸国の
    仕入先を開拓する。

    木質燃料の主な種類は、パームヤシ(アブラヤシ)の殻を材料とする「PKS」と間伐や製材工場で発生した木くず、端材を活用した「PELLET」の2つ。
    これらの燃料について安定した数量、価格、品質を確保するために、現地においてPKSやPELLETサプライヤーを開拓。
    原材料の確保、輸出に必要な加工作業やストックパイルへの搬送、バルク船への積荷といった輸出体制を構築する。

  • 手続き・手配

    海上輸送船を手配し、
    契約や輸出入に関する
    事務手続きを実施。

    傭船料、保証条件、積み込みの所要時間、荷下ろし作業時間など傭船会社と交渉し、海上輸送するための船舶を手配。
    さらに、契約書関連、保険関係、業務処理関係、貿易実務など各種事務手続きを実施。

  • 海上輸送

    バルク船を傭船し積み込み
    バイオマス燃料を海上輸送する。

    1船あたり1万トンものバイオマス燃料をバルク船に積荷。
    海上輸送時の保険や、船を動かすための燃料などを補給して数日かけて日本の港へと送られる。

  • 水切り・
    通関業務

    国内の指定された港に到着
    通関業務を経て陸に荷揚げする。

    「水切り」とは貨物船から積荷を陸に荷揚げすること。
    その作業と同時に輸入に必要な手続きを済ませることでようやく輸入貨物として国内に流通させることができるのだ。

  • 納入

    バイオマス発電所に燃料を届け
    脱炭素化社会の実現に貢献する。

    全国のバイオマス発電所に届けられたバイオマス燃料は、電力を発電する資源として活用される。
    地球環境にやさしいバイオマス発電は、今後ますます燃料供給市場が伸びると予測されている。
    調達・輸入・輸送・輸送機器の開発まで総合的にサポートすることで安定した燃料を供給し、持続可能な社会の実現に貢献する。
    当社の挑戦は、これからも続く。