物流商品・機器総合カタログ
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38機械室搬送|垂直搬送機(ケース品搬送用)垂直搬送機法的取扱い使用方法設置スペース搬送物の規定人荷供用エレベーター●「日本産業規格(JIS)」では、垂直スラットコンベヤとして規定されています。 [JIS B8950]●「建築基準法」において定義されている昇降機(エレベーター・小荷物専用昇降機)としての適用を受けません。・昇降機は建築設備として定義されておりますが、垂直コンベヤ(垂直搬送システム)は昇降機に該当しないものとして扱われる、とされています。 [昇降機技術基準の解説]●「労働安全衛生法」において定義されているエレベーター・簡易リフトとしての適用を受けません。・労働安全衛生法「クレーン等安全規則」においてエレベーター・簡易リフトに関する規定がありますが、垂直コンベヤ(垂直搬送システム)はエレベーター・簡易リフトとしての適用がないものと解される、とされています。 [クレーン等安全規則の解説]・「コンベヤの安全基準に関する技術上の指針」における垂直コンベヤに該当し、同指針に準じた仕様に、となっています。 [労働安全衛生規則 第151条の77~83]●「消防法」の適用を受ける場合があります。・「消防法施行令」で定める防火対象物(建築物)で、昇降路内に設置する場合は、自動火災報知設備の設置が必要となります。 [消防法施行令 第21条]荷物を自動搬入出コンベヤに載せれば後は完全自動運転です。※荷物を載せる作業者と降ろす作業者の2人が必要です。本体と本体前に設置する自動搬入出コンベヤのスペースが必要です。※設置階の搬送高さが低い場合、最下部ピットが必要となります。カートンケースプラスチックコンテナー袋物自動搬入出コンベヤ本体プラスチックコンテナーなど安定した形状で底面がフラットな搬送物に限られます。人は絶対に乗れません。作業者が乗れ、荷物は主に台車で搬送します。操作は通常のエレベーターと同様で一人の作業者が全てを行います。※呼び出し、扉の開閉、荷物の出し入れ、上昇または下降移動での時間がそれぞれかかります。昇降路スペースが必要です。※最上部機械室は昇降路の水平投影面積の2倍以上必要です。●「建築基準法」の昇降機(エレベーター・小荷物専用昇降機)としての適用を受け、同法令を遵守しなければなりません。[建築基準法 第34、36条]・昇降機の昇降路の防火区画に、遮炎・遮煙性能を有する防火戸(防火シャッター)の設置が必要となります。 [建築基準法施行令 第109、112条]・建築士または国土交通大臣の定める有資格者による定期点検が義務付けられています。 [建築基準法施行規則 第6条]・「日本工業規格(JIS)」では、昇降機の検査標準およびワイヤロープについての規格があります。 [JIS A4301、A4302、G3525]●「労働安全衛生法」のエレベーター・簡易リフトとしての適用を受け、同法令を遵守しなければなりません。 [労働安全衛生法 第37条]●「消防法」の適用を受ける場合があります。・「消防法施行令」で定める防火対象物(建築物)内に設置する場合は、自動火災報知設備の設置が必要となります。 [消防法施行令 第21条]①呼び出しボタンを押す②出入口の扉が開く③荷物を入れる④行先階ボタンを押す⑤出入口の扉が閉まる⑥上昇または下降移動⑦出入口の扉が開く⑧荷物を出す①自動搬入出コンベヤ:不要②最上部機械室:必要 ③最下部ピット:必要④昇  降  路:必要⑤高さ制限:なし①自動搬入出コンベヤ:必要②最上部機械室:不要 ③最下部ピット:不要④昇  降  路:不要⑤高さ制限:あり①サイズ規定:あり②形状規定:あり ③重量規定:あり④作 業 者:乗れない①サイズ規定:あり/       カゴ室内寸法②形状規定:なし ③重量規定:あり④作 業 者:乗れる連続搬送タイプの場合①上昇または、下降ボタンを押す②荷物を自動搬入出コンベヤに載せる往復搬送タイプの場合①行先設定をする②運転ボタンを押す③荷物を自動搬入出コンベヤに載せる荷  役運  搬物流資材搬  送保  管ピッキングシステム倉庫関連設備包装・梱包環境・安全備  品コールドチェーン搬  送

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