2021年04月27日お知らせ 「トレーラブレーキ温度監視システム」の発売

当社は、トレーラのブレーキの異常な温度上昇を検知してドライバーに警告する「トレーラブレーキ温度監視システム(以下「本システム」)を株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二、以下「デンソー」)と共同で開発しました。

重量品や大型コンテナを積載できるトレーラは国内の貨物輸送において重要な役割を担っている一方で、ブレーキ周辺部品の異常による車両火災が続発しています。
この異常は運行前点検等で発見することが極めて難しく、車両火災の原因となる異常を高精度で迅速に検知するシステムの開発が各方面から強く期待されていました。

本システムは、周辺部品の異常によるブレーキ誤作動(ブレーキ引き摺り)が発生した際の車輪の異常な温度上昇を、全車輪に装着したセンサーで高精度に検知します。検知した温度上昇を車載コンピュータで車両異常によるものと識別し、運転手に警告インジケータを通じ警告します。
運転手は従来、火災が発生するまで気付かなかったブレーキ異常を高精度で迅速に知ることが可能となり、いち早く安全に対処することが可能となります。

当社はトレーラメーカーとして、お客様に安全にトレーラを運行していただきたいとの願いからデンソーと本システムを共同開発し、4月27日から発売いたします。

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整備製作部 東京製作所 サービス課
担当:右田
TEL :048-449-0100